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【はじめての高齢者住宅】入居までの手順を解説【入居?在宅?】

高齢者施設

申し訳ないけど親には有料老人ホーム住宅に入ってもらうように説明した。
ひとまず納得してくれたようでひと安心。
介護のために仕事をやめたら大変なことになるし…
ところで、有料老人ホーム住宅を利用するにはどうしたらいいのかな?

今回の記事でわかること


有料老人ホームへ入居までの手順

  1. 施設の内容について調べる
  2. 資料請求をする
  3. 見学&体験入居
  4. 契約
  5. 入居


高齢になると体調を崩したり、突然のケガによって介護が必要になることもあります。
だからといって仕事をされているかたなら、カンタンにやめるわけにはいかないですよね?

申し訳ない気持ちはありながらも、高齢になった親には施設に入ってもらいたいと思っている方もいるでしょう。

しかし、いざ有料老人ホームを利用するために必要な手続きや施設のことがわかっていないと

施設が見つかるまで、同居して介護をしていたから大変だった・・・

まわりは認知症の人ばかり。
毎日が退屈でしかたないわ。
こんなはずじゃなかったのに・・・


場合によっては「時間、体力、お金」をムダにしてしまうことも。


突然の事態に備えて、現時点で介護が必要なくても調べておくことをオススメします。

資料請求はカンタンにできますよ。

有料老人ホームへの入居は、何度も経験するものではありません。
お互いにとって、納得のできる余生を送れるようにしてあげるのが家族の役目ではないでしょうか?


内容を確認していただくことで「入居させるか、在宅介護を続けるか」の判断基準にしていただけたら幸いです。

関連記事
>>【有料老人ホーム】現場の職員が伝えたい「入居の前に注意すべき3つのポイント」を解説

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まずは介護申請から

介護申請の書類

介護認定がまだの場合、介護保険を利用した介護サービスを受けることができません。まずは介護申請を行いましょう。

介護保険を利用することで、介護サービスの費用が「1割負担」で利用できるので必ず手続き済ましておきましょう。

認定?申請?
なにかややこしそうだな・・・


と感じたら、お住まいの地域にある「地域包括支援センター」に相談しましょう。
担当の職員やケアマネジャーが相談に乗っていただけます。

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施設の内容について調べる

  • まずはネットで検索
  • 検索できるホームページ、サービスについて

ネットで検索

ネットで検索

まずは賃貸マンションを探すのとおなじように、有料老人ホームもネットで検索していきましょう。

検索可能な施設

調べることになるのは、おもに以下の5つです。

  • 特別養護老人ホーム
  • 介護老人保健施設
  • 介護付有料老人ホーム
  • 住宅型有料老人ホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅

※そのほか、認知症方向けの小規模施設でもあるグループホームやケアハウスもありますが今回は割愛させていただきます。

検索できるホームページ、サービス

  • 民間の高齢者住宅検索サービス
  • 厚生労働省ホームページ
  • 自治体、都道府県のホームページ

不動産検索サイトHOMESで有名なLIFULL HOMEなどが、高齢者住宅の検索サービスを行っています。

くわしくは以下のリンクにまとめているので参考にしてみてください。

以下のサービスを利用すれば、各地域の施設はもちろん、必要な費用や空き状況が確認できますよ。
LIFULL介護
シニアのあんしん相談室
みんなの介護

費用の目安

1か月の費用の目安

  • 特別養護老人ホーム・・・12~15万円
  • そのほか民間の有料老人ホーム・・・15万円~

自治体、社会福祉法人などが運営する特別養護老人ホームと、民間が運営する有料老人ホームでは費用が変わります。

くわしくはコチラを参考にしてください。

資料請求をする

資料請求をする

くわしい内容を確認するためには、民間の有料老人ホーム検索サービスの利用をオススメします。

さきほど紹介したLIFULL HOMEなどの検索サービスから、無料で資料請求が可能です。
厚生労働省や都道府県、自治体のサイトからは、あくまでも有料老人ホームなどの高齢者施設を検索するだけとなります。

以下のサービスでは「無料」で資料請求できます。
LIFULL介護
シニアのあんしん相談室
みんなの介護

複数の資料請求がオススメ

できるかぎり希望にあった施設を探すためにも、1つにしぼるのではなく3、4つほど比較して決めるようにしましょう。

賃貸マンションを借りる時や、マイホームを購入する時にいろいろな場所に行ったり、条件や設備を確認して比較した経験をお持ちの方も多いのでは?

有料老人ホームでも施設によって

  • 運営している企業、法人
  • 費用
  • 入居者の雰囲気(認知症が多いなど)
  • 医療体制、介護サービスの内容など

いろいろな特徴があるのしっかりと比較して検討しましょう。

実際に見学&体験入居

高齢者施設

希望に近い施設がみつかったら、見学を申し込みましょう。
民間の有料老人ホームでは、体験入居が可能な施設があります。

時間や体力に問題がないなら、体験入居をしておくことをオススメします。
ここでも1つにしぼるのではく3,4つほどの施設を確認してご家族の希望にあった施設を選びましょう。

また施設を見学したときには入居時期を聞かれることもあります。
あらかじめ検討しておきましょう。

【特養】では体験入居ができない

費用のことを考えると特養(特別養護老人ホーム)を希望されるケースが多いはずです。

1か月の費用の目安

  • 特別養護老人ホーム・・・12~15万円
  • そのほか民間の有料老人ホーム・・・15万円~


しかし、公的な機関でもある特養では体験入居はできません。
「待機者」といったあつかいになります。

じゃあ、どうしたらいいの?

特養ではショートステイを利用

特養でも、介護保険を利用したショートステイ(短期入居)ができるので確認してみましょう。
費用は少しかかりますが、体験入居に近い形での利用ができますよ。

介護保険を利用するためにも、介護申請の手続きは必ずしておきましょう。

こんな言葉には注意!

これは一般的な賃貸マンションでもよくある話ですが

今しか空きがないですよ!
早く決めないと、すぐ他のヒトが入りますよ!

といった内容を伝えられることも。

相手も「ビジネス」なので仕方ないことかもしれませんが、そのような言葉にまどわされないようにしましょう。

その他の注意点

大切な家族を有料老人ホームに入ってもらう時に、注意しておきたいポイントがいくつかあります。

くわしくはコチラにまとめています。

契約へ

契約書

見学や体験入居を利用してみて、気に入った施設があれば面談および※審査がおこなわれます。
※施設側の審査(施設にて生活が可能か?など)

問題がなければ、いよいよ入居となります。

入居へ

親子

あとは必要なものを確認しておきましょう。

入居前に必要もの

  • 介護保険証のコピー
  • 印鑑
  • 印鑑証明
  • 健康診断書
  • 戸籍謄本
  • 住民票
  • 連帯保証人
  • 診療情報提供書、看護サマリーなど

入居時に必要なもの

  • 着替え
  • 日用品(歯ブラシ、爪切りなど)
  • 服用中のクスリ
  • 普段使用している紙オムツ

あとは思い入れのあるモノ(写真や本など)があれば持ち込めることが多いので確認しておきましょう。

テレビやベッドは備え付けの物があれば用意しなくても大丈夫です。

また身体の状態によってはポータブルトイレが必要なことも。
ポータブルトイレについてはコチラを参考にしてみてください。

入居の前に注意すべき3つのポイント

  • 家族間で話しあうべきこと(キーパーソンの設定など)
  • 毎月支払う費用の考え方
  • 入居する家族の希望(優先事項)を確認

くわしい内容は以下のリンクを参考にしてみてください。

まとめ

有料老人ホームへ入居までの手順
  1. 施設の内容について調べる
  2. 資料請求
  3. 見学&体験入居
  4. 契約
  5. 入居

少し長くなりましたが有料老人ホームへの入居までの手順をまとめてみました。

有料老人ホームへの入居は、何度も経験するものではありません。

だからこそしっかりと話しあい、お互いにとって納得のできる余生を送れるようにしてあげるのが家族の役目ではないでしょうか?

あと、介護サービスを利用するためにも、まずは「介護申請」をすましておきましょう。

”無料”で資料請求や見学が可能となっているので参考にしてみてください。

以下のサービスを利用すれば、各地域の施設はもちろん、必要な費用や空き状況が確認できますよ。
LIFULL介護
シニアのあんしん相談室
みんなの介護

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