【独立するなら必修科目?】柔整師&鍼灸師にとっての「マーケティング」とは?

調査、分析

マーケティングって言葉を、最近よく聞くけどいったいなんなの?
なんかアヤしそうだし、勉強するのもチョットな…
そもそも柔道整復師(鍼灸師)が勉強する必要があるの?


こんな悩みに答えます。

✔記事を書いた人

マーケティングの知識を持たないまま開業してしまい、スグに廃業の道を選ぶことになった柔整&鍼灸師。
ブログ、ライティングを通じてマーケティングを学んだおかげで、現在はWEBライターとして活動することができています。


ハッキリいっておきます。


柔道整復師、鍼灸師などのセラピスト業にとって、マーケティングの知識は必須いわば必修科目です。


たぶんですが、勉強そのものはメチャクチャ大変です。
しかし、学んでいくことで今までなんとなくでしかわかっていなかった企業の活動内容、ライバル店の行動の意味が理解できるようになります。


ですので、勉強とかしたくない人はこの記事すら読む必要はありません。


✔記事の内容

  • 前半:マーケティングの基礎的な知識
  • 後半:わかりやすい実例


となっております。
5分ほどお付き合いください。

独立を目指す柔整師&鍼灸師にとって「マーケティング」の知識が必要な理由


マーケティングの知識がなければ、ボクと同じように

  • 集客(集患)に苦しむ
  • 自分の強み、勝てる場所が理解できない
  • 結果、売上も上がらない

といった、三重苦が待っています。


ボクが苦しんだ具体的な内容について興味のある方は、以下のリンクからお願いします。


それでは、本題に入っていきましょう。

そもそも、マーケティングとは?


✔まずは、ざっくりとしたマーケティングのイメージ

  1. 市場(顧客)のニーズを分析(患者さんの求めているもの)
  2. 自分にできること、得意なこと、苦手なことを考える
  3. 得意なものとマッチする顧客(患者さん)向けた情報を発信
  4. 実際に購入(利用)してもらう

1に戻る…


といった感じで、なんども繰り返し行っていきます。
たぶん、このあたりはなんとなく理解できるかと。

✔ポイントは3つ

  • じつはハッキリした定義がない
  • あくまでも市場のニーズ=顧客視点に立つことが重要
  • マーケティングの本質は顧客満足度

じつはマーケティングにハッキリした定義がない


いきなり話を折るようで申し訳ないのですが「マーケティング」そのものには、どうもハッキリとした定義はないとのこと。


実際、日本とアメリカでも微妙に異なります。


アメリカ合衆国の経営学者でもあるフィリップ.コトラーが提唱している「市場のニーズを理解して、必要な人のところへ、必要なモノ、サービスを届け利益を得るための活動」がいちばんイメージしやすいかと思います。


カンタンにいえば「ニーズに応えて利益を上げる活動」となりますね。

参考:第3講 いまさら人に聞けない!コトラーのマーケティング論

ここでいう「市場のニーズ」とは顧客の求めているもの。
整骨院、鍼灸院でいうなら「患者さんのも求めているもの」です。

アナログなもの

  • 広告(ポスティングふくむ)
  • 看板


WEB上でなら

  • ホームページ
  • LP※1
  • ブログ(ライティング)
  • SEO対策※2
  • YouTube
  • SNS
  • メルマガ
  • LINE
  • リスティング広告…


とかなり幅が広い。

ほかにも心理学などがふくまれたりしますね。
これらを駆使して、市場のニーズを分析していきます。

※1.ランディングページのこと。商品やサービスを紹介するトップページ
(イメージとしては楽天市場の商品ページ)

※2.Search Engine Optimization(検索エンジン最適化:主にGoogle、Yahoo)
対策をすることで、検索結果上位に表示されやすくなる。

あくまでも市場のニーズ=顧客視点に立つことが重要


あくまでも


必要な人=市場(顧客)のニーズ


がポイントとなります。


定義こそないものの、行きつく先は顧客視点。
ようするに、顧客(患者さん)の視点で考える必要があるということですね。

市場に求められていないモノをいくら出したところで、なんの価値も生み出しません 笑

マーケティングの本質は顧客満足度から生まれる口コミ


以下は、Facebook創業者でもあるマークザッカーバーグ氏の発言。

広告費というのは、企業がつまらないサービスやプロダクトをつくったことに対する罰金である。


なかなか、切れ味鋭い発言です。

いいかえれば、いいモノ、いいサービスであれば、顧客は満足するので「口コミ」だけで広がるということですね。


究極の形ともいえますが、心にとめておく必要はあるかと。

マーケティングの勉強することで生まれるメリット、デメリット

メリット

  • 顧客とのミスマッチを未然に防ぐ
  • コストカット&業務の効率化
  • 自分の勝てる場所(強み)がわかる

ミスマッチを未然に防ぐ


マーケティング活動により、顧客(患者さん)とのミスマッチを未然に防ぐことが可能です。
大事なところですが長くなるので、実例については後述(クリックでとべます)しますね。

コストカット&業務の効率化


ミスマッチを防ぎ、適切なところに情報を届けることで、余分な労働力、広告費をカットとできますよね。


いいかえれば事業活動のなかで、どこにお金を使えばいいかが見えてきます。
仕事の見える化、というやつですね。

自分の勝てる場所がわかる


ミスマッチを未然に防ぐことで、自分にあった顧客(患者さん)が集まりやすくなります。
その結果、自然と自分の勝てる場所が作れます。

しかし、そこにたどり着くまでにはSWOT分析が必要となってくるので、大変ですがやっておくことをオススメします。

✔参考:SWOT分析について

【図解】SWOT分析とは?ビジネスパーソンなら知っておくべき基本フレームワーク
SWOT分析とは、競合や法律などの自社を取り巻く外部環境と、自社の資産やブランド力などの内部環境を分析することで、戦略策定やマーケティングの意思決定、経営資源の最適化などをおこなうためのフレームワークです。今回は、SWOT分析をビジネスで効果的に活用するためのポイントをまとめてご紹介します。


自分の強み、勝てる場所、カンタンにいえば差別化ができれば、ムダな競合がなくなるので精神的にも楽ですよね。

とくに自費施術で差別化ができれば、メリットは大きいかと。

デメリット

勉強そのものが大変


そもそも、正解がないし定義もはっきりしていないのでゴールが見えません。


とはいえ、これは当然のことで、ふだん手にする商品でも一生おなじものを使っている人は少ないですよね。

いまだにPS2を使っている人なんてほとんどいないハズ。



時代とともに、つねに変化していく市場のニーズを探し出す必要があります。
変化を恐れない姿勢がポイントといえますね。


ここからはわかりやすい例として、コロナ関連のマーケティングをみていきまよう。

柔整師、鍼灸師におけるマーケティング活動の一例


柔道整復師、鍼灸師として、得意とする知識や技術がどこの誰に求められているのか?
考える必要があります。

筋トレ大好きな柔整師の例

  • 来てほしい人:アスリート、健康意識が高い人
  • 来てほしくない人:とりあえず揉んでほしいだけの人

筋トレ大好きな先生の場合であれば、トレーナーのような立場で施術にあたることが多いかと思われます。
そこに「とりあえず揉んでほしい」だけの患者さん(?)が来られても困りますよね?

美容鍼を得意とする鍼灸師の例

  • 来てほしい人:美容に対する意識が高い人
  • 来てほしくない人:筋トレによってゴリマッチョになりたい人


美容鍼を売りにしているのに、筋トレをガチでやりたい人が来られても困りますよね?

ミスマッチを未然に防ぐためには?


そのような状況を未然に防ぐためには、普段からの発信活動がポイントとなってきます。
顧客(患者さん)にとって、なにも情報がなければどのような人が来るかわかりません。

あらかじめ、フィルターをかけるくらいのつもりで、発信しておきましょう。

個人でできる発信活動
  • ホームページ
  • ブログ
  • YouTube
  • SNS(Twitter、Instagramなど)
  • チラシ


これらを駆使して、自分の得意な分野、知識、考えなどを発信していきます。

チラシについてはダメなんじゃないの?:抜け道?の実例


柔道整復師、鍼灸師として活動する以上、

  • 柔道整復師法 第24条
  • あはき法 第7条


により広告の制限があります。
地図や収書、連絡先、受付時間など、最低限のことしか載せられません。
(ほとんど無視されていますが 笑)


しかし「屋内」に置いてあるチラシ(リーフレット)については問題ありません。
自分の得意分野、専門性、施術内容などの記載もオッケーです。

それくらい知ってるよ!


では、この「屋内」の基準についてですが、自分の店舗内にかぎった話ではないことをご存知でしょうか?

じつは、ほかの場所でも「屋内」であれば問題ないとのこと。
(全柔協に確認済み)

そのためにも、チラシを作成したら、ほかの店舗(飲食店など)で置いてもらえないか聞いてみましょう。


地域密着型を目指す先生であれば、営業もかねてまわることで、5件に1件くらいは置いてくれるのでは?

実際に、飲食店、自転車屋、ペットサロン、散髪屋などにリーフレットを置いていただきました。

わかりやすい例:コロナ関連のマーケティング

分析


テレビやネットでみかけない日はないコロナ関連の話題。
生活にも大きな変化をもたらしましたね。


この大きなの変化によって


どのようなモノの、需要が高まる?=売れるのか?


なんとなくは想像できると思います。
この話も長くなるので、くわしい内容は以下をクリックしてください。

コロナ禍におけるマーケティングの成功例


わかりやすいものでいえば

  • マスク
  • アルコール消毒液
  • 医療関連の備品(ウイルス用の防護服、注射針など)

も需要は大きくなりますね。


✔テレワークの増加にともない売れたもの

  • パソコン用デスク
  • デスク用照明
  • ポケットWi-Fi

✔巣ごもり需要により売れたもの

  • ゲーム
  • ホットプレート
  • Uber eats
  • ダンベル、ヨガマットなどの健康器具など

ほかにも、キャンプ用品なんかも大きく売り上げを伸ばしています。

「新型コロナ」という名のブームに波乗り

ここに取り上げた一例は、テレビやネットの情報でよく売れていたのを見聞きしたことがありますよね。

表現としてはふさわしくないかもしれませんが、ある意味「新型コロナ」という名のブームに波乗りした結果、売り上げを大きく伸ばすことに成功しています。

マスクの転売も、マーケティングを理解した行動ともいえますね。

コロナ禍におけるマーケティングの失敗例:飲食店など


飲食店がわかりやすいでしょう。
Uber eatsに懐疑的な目を持っていたヒトは、巣ごもり需要に対応できず、店の売上を大きく落としています。


いっぽう、時代の流れに乗った飲食店は売上を伸ばすことに成功しています。
なかには店舗営業を完全にやめて、キッチンだけを稼働しているお店もありました。

マーケティング活動の実例を振り返る

  1. 市場のニーズを分析(患者さんの求めているもの)
  2. 自分にできること、得意なこと、苦手なことを考える
  3. 得意なものとマッチする人(患者さん)向けた情報を発信
  4. 実際に購入(利用)してもらう

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普段から上記の活動を行っていた企業は、コロナ禍だとかおかまいなしに、売り上げを大きく伸ばすことに成功したということですね。

まとめ


マーケティングについて基本はあくまでも、最初にお伝えした3点です。

  • じつはハッキリした定義がない
  • あくまでも市場のニーズ=顧客視点に立つことが重要
  • マーケティングの本質は顧客満足度

勉強そのものは、メチャクチャ大変です。
しかし、学んでいくことで今までなんとなくでしかわかっていなかった企業の活動内容、ライバル店の行動の意味が理解できるようになります。


手順としては

  1. 市場のニーズを分析(患者さんの求めているもの)
  2. 自分にできること、得意なこと、苦手なことを考える
  3. 得意なものとマッチする人(患者さん)向けた情報を発信
  4. 実際に購入(利用)してもらう

繰り返す…


マーケティングの知識は、柔整師、鍼灸師としてだけではなく、ほかのビジネスにチャレンジするときにも必ず役立つので、大変ですが勉強することをオススメします。

ボクと同じ道をたどらないことを祈ります。

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