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【書評】マーケット感覚をみにつけよう【フリーランス、副業にチャレンジする人は必読!】

マーケット感覚をみにつけよう


「マーケット感覚」といわれても、ハッキリとした定義がないので漠然としたイメージしか持っていない方も多いのでは?

そんなときに読んでほしい1冊が、社会派ブロガーとしても有名なちきりんさんの著書マーケット感覚を身につけようです。

  • 独立したいけど、ナニをしたらいいかわからない
  • 自分の強みがみつからない
  • そもそも、ビジネスの仕組みがわかっていない


意外と、このような方は多いと思います。

このままでは、フリーランス、あるいは副業で自分の力で稼げるようになりたい、という気持ちも空回りになりかねません。

✔書籍を読むことで得られるメリット

自分の戦うべき場所を見極めるヒントがつかめる


フリーランス、副業にチャレンジする人、今の自分の仕事に迷いのある人にとって「マーケット感覚」は、必須スキルといっても過言ではありません。

どうせチャレンジするなら失敗したくないですよね?

今回は書籍に書かれていた内容のうち、以下の3つを中心にみていきたいと思います。

この記事の内容
  • ちきりんさんのいうマーケット感覚とは?
  • 「マーケット感覚」が必要な理由【3つ】
  • マーケット感覚が高い人の事例:同業者から批判を受けた壁紙職人

それでは、みていきましょう。

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マーケット感覚をみにつけよう【フリーランス、副業にチャレンジする人は必読!】

著者:ちきりんさんについて

ちきりんさんTwitter
Twitterより引用

社会派「覆面」ブロガーとしてChikirinの日記を運営されています。


Twitterのフォロワーはなんと35万人!
その影響力は圧倒的なものがあります。


なお今回取り上げる「マーケット感覚を身につけよう」は、ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶベスト経営書2015で9位にランクイン。

その他、主な経歴
  • 日本の証券会社に入社
  • アメリカの大学でMBA(経営学修士)取得
  • その後、時を経て「ちきりん」として独立

本名を公開していない?だけに謎な部分も。
(くわしくはウィキペディアにて)


そのほかにも、ちきりんセレクトVoicyでも活動されています。

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ちきりんさんのいうマーケット感覚とは?

マーケット感覚=価値を認識する能力


もう少し嚙みくだいた表現で”売れるものに気がつく能力”とも書かれています。


世の中の変化に応じて、売れるものを見極める能力ともいえますね。

✓ちきりんさんが「マーケット感覚を身につけよう」を執筆した経緯

以下、書籍より引用。

マーケット感覚とはなにかを理解し、なぜそれが大事なのかを理解していただき、マーケット感覚を身につけるための具体例な方法論を提示すること

と書かれています。

書籍から読みとれる「マーケット感覚」が必要な理由【3つ】

書籍から読みとれる「マーケット感覚」が必要な理由【3つ】


「マーケット感覚」が必要な理由は以下の3つ。

  • 時代の変化についていける
  • 自分の戦う場所を見つけやすくなる
  • 売れるモノがわかる=生き残れる


上記3つは、フリーランスや副業で稼いでいくために重要なポイントといえるのでは?


それぞれ、みていきましょう。

時代の変化についていける:需要はどこにある?


ビジネスを軌道に乗せるためには、その時代のマーケットに合う=需要がある商品やサービス提供することを考えなくてはいけません。

キビしい意見かもしれませんが、

需要がない=価値がない

ともいえるでしょう。

時代の流れにあっていないモノは、容赦なく淘汰されていきますよね?

書籍では

需要が増える分野を見極め、伸びている分野に素早く移動することが、よほど有用な場合も多いのです。

マーケット感覚をみにつけよう:NO.738より

と書かれています。

ひと昔前なら

高性能→価値が高い

でしたが、ホントは

必要なモノ=価値が高い

ということですね。

日本の家電業界が「高性能」な商品を量産した結果、諸外国製品との価格競争に巻き込まれたことをご存知な方も多いのでは?

余談日本でiphoneが売れる理由は?

答え

シンプルで使いやすいから


「説明書がなくても直感的に使える」といったところに「価値」を見出していたから、みんながiphoneを選んでいるということですね。

かならずしも「高性能」という部分だけをみているわけではありません。

自分の戦う場所を見つけやすくなる


書籍では”持っているスキルを活かすことができる場所”で戦うことが大事と書かれています。

興味深かったのは以下の内容。

学生時代にせっかく世界で通用するコンビニバイトをしていたのに、わざわざそれを辞め、世界のトップから相手にされていない金融機関に就職するなんて、まったくもってマーケット感覚にかける判断だと言わざるえません。


日本では評価が低いとされている、コンビニバイトですが世界のマーケットに視点をかえれば「日本のコンビニバイトができる人は、即フロアマネージャークラス」と書かれています。

持っているスキルを「どこで、どのように、どう活かすか?」がポイントですね。

売れるモノがわかる:ビジネスの世界で生き残る力が身につく


前述したように”マーケット感覚=売れるものに気がつく能力”です


売れるモノ(サービス)=世の中に必要なモノ(サビース)


がわかれば、ビジネスの成功確率はグンと上がりますよね?

書籍では、エリートサラリーマンや医者、弁護士といった職種の人たちが、ビジネスとして苦労する理由を「売れるものに気がつく能力が低い」と書かれています。

余談:マーケット感覚は自分の身を守ってくれる

「世界の貧困の子供たちへの寄付」を事例に、アヤしいモノやサービスに引っかからないためにも「マーケット感覚」が必要と書かれています。

マーケット感覚があれば”自分の身を守れる”ということですね。

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「マーケット感覚」なんて一部のスキルが高い人だけのものでは?

「価値を認識する能力」といわれてもピンとこない…
たいしたスキルも持っていない場合はどうしたらいいのかな?


ここまでの内容だと、すこし特殊なケースに思われるかもしれませんね。

マーケット感覚は学べるスキル

書籍では”マーケット感覚は学べるスキル”と書かれています。

マーケット感覚の身につけ方
  • とにかく考える(思考する)
  • 身につけたい能力に対して投資をする
  • 他人より多くの「失敗」を経験する


といったことが書かれています。
かならずしも、天才的な感覚を持ち合わせている必要はないとのこと。

とくに”失敗から学ぶ”ことで、世の中に本当に求められているもの(価値)が見えてくるのではないでしょうか?

書籍の冒頭に書かれていた事例:専業主婦がマーケット感覚を持っていたら・・・?

専業主婦と元専業主婦の例
  • 一般的な専業主婦→仕事から離れていたため、パートやアルバイトしか仕事がない
  • 元専業主婦主婦スキルを活かしたビジネスを展開(キャラ弁当のレシピや動画、収納アドバイザーなど)

ごく普通と思われていた主婦が「自分の持っているスキル」を最大限に活かした例ですね。
このような事例は、テレビなどで見聞きしたことがあるはずです。

前述した「コンビニバイトが世界で通用するスキル」と通じるものがあるのではないでしょうか?

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マーケット(市場)から選ばれるためには?【2つのポイント】


書籍の内容から考えられる「市場に選ばれる」ためのポイントは以下の2つ。

  • 「価値」の提供がポイント
  • 発信力が大事

「価値」の提供がポイント:必要なもの=価値がある

アイデアとお金

前述したように

必要なモノ(サービス)=価値が高い

ということですね。

さきほどの専業主婦スキルの例

キャラ弁当を作りたい人、片付けが苦手なヒトにとって専業主婦のスキルは「価値」がある


なにげないところから、「価値」を見抜ぬける人。
そんな人が、ビジネスをの成功に近づけるのではないでしょうか?


書籍内では

自分が売っている商品名はいえても、売っているものの価値を正しく認識できていない人はたくさんいる

マーケット感覚をみにつけよう:NO.

といったことが書かれています。

まさに”価値を認識する能力がない状態”ともいえますね。

自分の仕事(商品やサービス)でどのような価値を提供しているのかを、スグに回答できる人は意外と少ないのではないでしょうか?

発信力が大事:まずは市場に出してみよう

SNS

  • 大事なのは、失敗してもいいので作品をどんどん市場に出すこと
  • 市場に出して、フィードバックを受けながら(失敗しながら)改善していくほうが早道


といったことが書籍内では書かれています。

いままでは商品やサービスを提供するためには「大きな組織」から選んでもらう必要がありました。

書籍の例:旅館やホテル→雑誌やテレビといった「大きな組織」に取り上げてもらえないと認知されない


しかしネット環境、とくにSNSが発達した時代は、個人でも発信することが可能です。

ここで重要なポイントは”失敗してもいいので発信する”と書かれています。

まずはSNSやブログで発信してみて「どのような反応があるか?」を確認していくことがポイントになりますね。

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マーケット感覚が高い人の事例:同業者から批判を受けた壁紙職人


このパートについては、以前にボクがテレビで見た事例ですが、マーケット感覚の高い(と思われる)壁紙職人の方が、同業者から批判を受けたことがテレビで放送されていました。

内容としては以下のもの。

  1. 壁紙のDIYを広める(時代の変化)
  2. 壁紙職人としてのスキルを一般の人に伝える(戦う場所を変える)
  3. DIYブームに乗り、ビジネスとして成功(生き残れた)

モノやサービスがあふれている時代に「DIYという経験」に”価値”があり売れると予測したと思われます。


さきほどの”書籍から読みとれる「マーケット感覚」が必要な理由【3つ】”が、ウマくかみ合った事例ではないでしょうか?

同業者から「仕事がなくなるだろ!」といった批判もあったようですが、結果は火を見るよりも明らかですね。

まとめ:マーケット感覚を身につけよう

Twitterより引用


フリーランスや副業にチャレンジする人にとって”マーケット感覚は必須スキル”といえるでしょう。

  1. 時代の変化に合わせて
  2. 戦う場所を変えつつ
  3. 売れるもの(価値があるもの)を提供する


この感覚が身につけば、ビジネスが成功する確率はグンと上がること間違いなし。

これからの時代、生き残るための必須スキルでもある”マーケット感覚”

もし少しでも興味がわいたなら、いちど書籍を手にしてみることをオススメします。

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