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【書評】投資家みたいに生きろ【この1冊で将来の不安が解決】


こんにちは、kennyです。
10年前に医療機関で社畜労働をしていました。

この記事を読まれている方なら以下のような、漠然とした不安をお持ちではないでしょうか?

  • とりあえず仕事はやっているけど、ずっとこのままでいいのかな?
  • 今年はコロナの影響もあって、仕事も減っているからボーナスも出ないし給料も減りそう
  • なんとか仕事は続けているけど、老後に2000万円なんてとてもじゃないけどムリだな・・・

とくに20代、30代の方に多いような気がします。


それもそのはず。

大企業リストラ
終身雇用崩壊
上がらない給料

くわえてコロナショックで駄目を押されていますよね。

ハッキリいって絶望です 笑

そこでオススメしたい1冊が、投資家みたいに生きろ(著者:藤野英人)です。

たぶんですが「投資」と聞くと

株式投資
FX投資
不動産投資

最近なら、仮想通貨も投資の手法として有名ですよね。

しかし、書籍の内容をカンタンにでまとめるなら

思考停止の社蓄労働では、これからの時代に生き残っていけないので投資をして未来を切り開きましょう

といった感じです。


著者としては、けして「投資家」になることを進めているわけではありません。

”投資家みたいに生きろ”を読むことで、今まで仕事に忙殺されて気づくことができなかった「投資家の思考を身につけてほしい」という思いから作られた1冊です。

こんな人にオススメ
  • 収入源が会社からの給料しかない人
  • 起業もしくは副業をしたことがない人
  • 自己啓発関連の書籍をあまり読んだことがない人
こんな人は読まなくてもOK
  • 自己啓発関連の書籍を10冊以上は読んでいる人
  • すでに具体的な行動(起業、副業など)をしている人
  • セミリタイアしている人
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「投資家みたいに生きろ」はどんな本?


この書籍を読めば「社畜の考え方を捨て自立して生きる方法」を学ぶことができます。

著者が提案する「投資家みたいな生き方」とは?
  • 「投資=お金」ではないという考え方
  • 著者のいう投資とは、おもに自己投資
  • リスクをとらなければリターンはない

といった考えをもとに”主体性をもって、リスクをとりつつ決断することで明るい未来を作り出す”生き方のことをいいます。

著者:藤野英人さんはこんな人

レオス・キャピタルワークス株式会社の代表取締役 会長兼社長であり最高投資責任者(CIO)


事業としては、投資信託を運用するひふみ投信が有名です。

【ひふみ】ひふみ投信・ひふみワールド公式サイト
レオス・キャピタルワークス株式会社が運用する投資信託「ひふみ」の公式サイトです。ひふみ投信・ひふみプラス・ひふみワールド...
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Amazonでの口コミ

  • 組織、肩書で食っている人には良い薬かも
  • 為になる本であり国民全員に読んでもらいたい一冊
  • 有名な投資ファンドの主宰者として知られる著者の提言は説得力があり、とくに「目に見えない資産」への投資についてのノウハウが興味深かった。
  • 一般的な自己啓発本の内容と変わらない。
  • 具体的な話は一切なく、抽象論に終止してるだけの駄本です。
  • 藤野英人さん自身はすごいと思いますが、その魅力を表現しきれなかった自己啓発書と感じました。

書籍から読み取れる5つのポイント

  • 自己投資で「資産」を育てる
  • 人的資産と社会的資産の重要性
  • 自己投資により老後2000万円問題は解決
  • リスクをとる(行動する)ことの重要性
  • 「長期間の継続」が成功のカギ

自己投資で「資産」を育てる

金のなる木

著者がおススメする「投資」とは、あくまでも自己投資です。
自己投資により、自分の持つ「資産」が育てば社蓄労働から解放されるチャンスが増えます。

3つの資産

  • 金融資産(貯蓄、不動産など)
  • 人的資産(個人のスキル※、市場価値)
  • 社会的資産(人脈など)

※書籍の例:プログラミングスキルや英会話のスキル、あるいは健康管理など


イメージしやすいのは「金融資産」ではないでしょうか?

かりに10億円という金融資産があれば「仕事をしないで生きていく」という選択もできますよね。

しかし書籍では、「人的資産」と「社会的資産」といった目に見えない資産を主に取り上げています。

続いてみていきましょう。

人的資産と社会的資産の重要性

勉強時間

目に見えない資産でもある人的資産と社会的資産。
書籍では以下のように書かれていました。

現金は人にとられますが、知識は人からとられません。
そうした資産を個人の中にため込んでいく必要があるのです。

あなたの評判だって資産です。

引用:投資家みたいに生きろ

書籍の例にあったプログラミングのスキルという資産があれば、パソコン1台で「お金」を生み出すことができます。

人脈という資産があれば、ピンチの時に助けてくれる、あるいは解決のためのヒントを得ることができます。

人的資本と社会的資本があれば、そうカンタンに人生が詰まないということですね。

投資家みたいに生きろ 将来の不安を打ち破る人生戦略を読んでみる

自己投資により老後2000万円問題は解決

※この項目には個人的意見が入っています。

  1. 自己投資をする
  2. 人的資産が育つ
  3. アナタの市場価値が高まる(収入アップ!)
  4. 長く働くことができる(生涯年収アップ!)

自己投資により人的資産が育てば、市場価値の高い人材が生まれます。
市場価値の高い(希少性が高い)スキルが身につけば、仕事をするうえでの待遇は良くなりますよね。

結果として、自己投資により自分の市場価値を高めれば「金融資産」も作りやすいということです。

自分のスキルで市場価値を高めて、好きな仕事だけできれば長く働くこともできますよね。

以上のことから、老後の2000万円問題をクリアするためには、最初の自己投資がポイントになることが読み取れるのではないでしょうか?

自信のある人ならスキルを身につけたあとに、起業して「自分のやりたいことでお金を稼ぐ」という選択肢もとれますね。

リスクをとる(行動する)ことの重要性

リスク

書籍ではこのように書かれていました。

これからの時代、一生サラリーマンのままで過ごすこともハイリスクな決断です。
会社に運命を預けっぱなしにすると、会社が潰れた途端に人生が詰んでしまいます。

引用:投資家みたいに生きろ


変化の大きいこの時代に「行動を起こさず何も変わらない」というのはリターンのないリスクを持っているようなもの。

まわりはスマホを使っているのに、今でもポケベルを使っているようなものですね。

いっぽう自己投資により自分の人的資本(スキル、市場価値)が高めるにも、ある程度のリスクが必要です。

自己投資によるリスクとは?

  • 転職
  • スキルアップのためのセミナー
  • 新しいことにチャレンジ


転職により「年収が下がる」こともあるかもしれません。
セミナー参加には「お金」が必要です。
新しいことにチャレンジすれば、かなりの確率で「失敗」します。

ある意味、行動を起こすことは「リスク」なんですよね。

しかし、行動を起こし時間を投資することでリターンを得るチャンスが増えます。

何もしないままハイリスクなだけの社畜労働とくらべた時に、将来どちらが明るいかは火を見るよりも明らかですね。

ローリスク・ハイリターンの投資

Twitter


書籍では「発信すること」がローリスク・ハイリターンな投資と書かれています。

宣言することで、ヒト、モノ、カネが集まる時代です。
そして、夢や目標は大きければ大きいほど「言ったもの勝ち」になります。
こんなローリスク・ハイリターンな投資はないのです。

引用:投資家みたいに生きろ

TwitterなどのSNS、ブログ、YouTubeで発信しましょう。
ほとんどお金がかかりませんよ。

「長期間の継続」が成功のカギ

資産の増やし方はわかったし、リスクをとって行動することが大事なのもよく分かった。
これで大金持ちになれるよね?

残念ですが、そうカンタンにはいきません。

書籍ではこのように書かれていました。

投資家みたいに考えるということは、短期間で一発逆転を狙うのではなく、長期的に時間を味方につけていくことでもあるからです。

引用:投資家みたいに生きろ

自己投資が実をむすぶまでには、かなりの時間を要します。

投資家である著者:藤野英人さんも、投資する場合は長期的に利益を生み出せそうな企業に投資するとのこと。

書籍内では個人の場合「1万時間」は打ち込む必要があると書かれています。
ハッキリいって地味ですよね?

しかし株式投資でも99%勝てるといわれているくらい「長期投資」には大きな実績があります。

✔例:3万円を毎月積み立て投資、30年間続けた場合

引用:楽天証券

じつはこれで老後の2000万円問題は解決するんですよね。
「継続は力なり」はまんざらウソではない、ということがお判りいただけたと思います。

自己投資も淡々と継続することを心がけましょう。

投資家みたいに生きろ 将来の不安を打ち破る人生戦略を読んでみる

いい会社に勤めているから「安定」ではない

量産型社畜マシーン

すでに正社員=安定ではなくなっているのはご存知だと思います。
大企業リストラが流行っていますよね?

https://shigoto-cafe.com/restructuring/

こんなときにまっ先にクビを切られるのは、思考停止の量産型社蓄マシーンです。

著者の藤野英人さんは投資家。
その投資家の目線で考えた時に

規模は小さいけど、これから成長が期待できる企業
大企業で安定はしているけど大きな成長は見込めない

どちらに投資するかは想像できると思います。

成長が期待できない、思考停止の量産型社畜マシーンの未来は残念ですが期待できないでしょう。

余談:ちなみにボクが社畜だったころの状況

はっきりいって成長する余地すらありません 笑
このまま社畜でいたら今頃どうなっていたでしょうか?

行動しない人が多いからこそチャンス


日本の社会人といわれている人たちの1日当たり平均勉強時間はご存知でしょうか?

①60分
②30分
③6分

正解は③の6分です。

平成28年の総務省の社会生活基本調査によると、日本人就業者の学習、自己啓発のための時間は1日6分とのこと。

多くの人がリスクをとらない=行動を起こさない

ということですね。

結果、現状維持バイアスに洗脳された量産型社蓄マシーンがいっぱいになります。

社会生活基本調査 平成28年社会生活基本調査 調査票Aに基づく結果 生活時間に関する結果 主要統計表 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口
社会生活基本調査は,統計法に基づく基幹統計調査として,生活時間の配分や余暇時間における主な活動(学習・自己啓発・訓練,ボ...

まとめ:投資家みたいに生きろ【書籍から読み取れる5つのポイント】

書籍から読み取れる5つのポイント
  • 自己投資で「資産」を育てる
  • 大事なのは人的資産と社会的資産
  • 資本が育てば資産が作れる
  • リスクをとる(行動する)ことが大事
  • 長期間にわたり継続

思考停止の社蓄労働では、これからの時代に生き残っていけません。

投資家の生き方を学ぶことで

主体性をもって、リスクをとりつつ決断することで明るい未来を作り出すチャンスが生まれます。

  • 思考停止のままの一生を終える
  • リスクをとりつつ行動しながら未来を切り開く

どちらがアナタにとって「幸せ」か?
考えるキッカケになってくれるでしょう。

ここまで読んでいただいて気になった方は、いちど手に取ってみてくださいね。

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