この記事でわかること。
- 「転職エージェント」に登録するべき理由
- 利用時のメリットとデメリット
- なぜ無料で登録、利用できるのか?
- 複数登録をした方が良い理由
- オススメできる人&できないヒト
この記事は5分で読めます。
今は仕事があるからいいけど、コロナの影響もあるし今後が不安だなー
勉強して資格をとれば大丈夫だと思っていたのに・・・
給料が上がる見込みもないしボーナスも期待できない・・・
これからどうしよう?
こんにちは。
転職回数6回、現在は大阪のとある介護施設(デイサービス)で機能訓練指導員として勤務(たぶんホワイト)する管理人kennyです。
景気の影響を受けにくいといわれている医療や介護関連の仕事。
しかし、今回の新型コロナウイルスの影響などにより職場によっては、解雇もしくは転職を余儀なくされる方も。
東京女子医科大では職員のボーナスがカットされたことから、看護師400人が一斉退職という事態になったのは記憶に新しいと思います。
コロナの影響により患者が激減。
各医療機関のの売上が大幅に減っています。
日本医療労働組合連合会の調査では、全国の医療機関のうち3割はボーナスや手当をカットしているようですね。
ちょっとキビシめの意見ですが、給料の出ない職場で消耗するのはホントにやめてくださいね。
そういった職場はさっさと見限るべきです。
そんな時に利用したいのが「転職エージェントサービス」
利用したことがないんだけど?
先日、以下のツイートをしました。
思い切って、転職してみたものの
思っていたのと違う・・・
なんてことは、だれだって避けたいはず。
転職エージェントを利用すれば職場の雰囲気はもちろん、個人では確認しにくい待遇面、有休消化率などの情報も確認しやすくなります。
転職を考えるなら有益な情報を集めましょう。
多いに越したことはありません。
転職回数が少ない方、時間がないけど転職を検討されている方にとって参考になれば幸いです。
「転職エージェント」を利用したらできること
- 看護師&介護職員としての”自分の相場”を確認できる
- 転職エージェントを利用すれば情報&選択肢を持つことができる
看護師&介護職員としての”自分の相場”を確認できる
ここが一番重要です。
同じ仕事内容、同じ勤務時間なら条件の良い方へ行かないと損ですよ。
転職エージェントからの情報をもとに、現在のアナタの相場を知ることができます。
エージェントから紹介される職場は、今のアナタなら採用される可能性が高い職場ともいえます。
アナタの相場=市場価値がわかれば、他の求人と比べる際の判断基準になりますね。
転職エージェントを利用すれば情報&選択肢を持つことができる
ほかの業種に比べて転職のハードルが低い医療&介護職。
人材不足が問題になっている看護師&介護職は「売り手市場」ともいえます。
とはいえ応募して採用されても
思っていたのと違う・・・
なんてことは避けたいはず。
転職活動を有利に進めるためには
多くの情報を集める
選択肢を持っておく
ことがポイントとなります。
多くの転職エージェントは実際に事業所まで足を運び「ナマの情報」を多く蓄積しています。
また派遣事業も行っているエージェントでは実際に現場で働くスタッフから職場の雰囲気、残業時間などを確認しているため質の高い情報があつまりやすくなります。
ハローワークでも求人はあるけど・・・?
個人的な意見ですが、ハローワークに出ている求人は期待しない方がいいです。
詳しくはこちらの記事より。
利用時のメリット
転職回数の少ない方にとっては手厚いサポートとなります。
- 在職中で時間がなくても求人情報を確認できる
- 自分の希望に合わせて求人を紹介してくれる
- 待遇面、有休消化率などの情報を確認できる
- 職場の事前見学ができる
- 面接対策、同行をしてくれる
在職中で時間がなくても求人情報を確認できる
求人を確認する時間がない・・・
仕事があるとじっくりと時間をかけて求人情報を確認できません。
その手間をなくすためにも利用したほうが効率がイイですよ。
時間は有限です。
ウマく利用しましょう。
自分の希望に合わせて求人を紹介してくれる(非公開求人含む)
勤務地、勤務時間、待遇面などにあわせてあなたの代わりにエージェントが探してくれます。
いくらネットで調べても、希望に合った求人がなければどうしようもありません。
また求人サイトなどでは見かけない「非公開求人」を紹介されることもあります。
非公開だと調べようがありません。
その情報を得るだけでも利用する価値はあるのでは?
待遇面、有休消化率などの情報を確認できる
個人では確認しにくいことです。
日本ならではの慣習ともいえますね。
お金の話をする→汚い、がめつい
有休や休みの話をする→やる気あんの?
となります。
どちらも生きていくうえで非常に重要です。
「お金」が無ければ生活できないし「休み」がなければ身体も心も壊します。
こんなことも理解できない「昭和の職場」に行くリスクを減らしましょう。
職場の見学ができる
もし自分が勤務するとなれば職場の雰囲気、スッタフの様子は気になるところ。
面倒に思うかもしれませんがやっておいて損はないです。
気になる求人があるのならエージェントを通じて職場見学をやっておきましょう。
職員の目が死んでいたら要注意ですよ。
(実際にありました)
面接対策、同行をしてくれる
希望に合った求人が見つかり履歴書も完成。
いざ面接へ・・・
となるとやはり緊張しますよね?
そんなときには担当者が面接に同行していただけます(地域や状況による)
職場にもよりますが面接は2対1のケースもあります。
(試験官2人対アナタ)
1人だと心理的に不利に感じることもあるので、可能であれば面接の同行を依頼しましょう。
利用時のデメリット
- メール、電話連絡が多くなることも
- 個人情報の提供
メール、電話の連絡が多くなることも
連絡が多すぎる・・・
といったことになる可能性はあります。
エージェントも仕事なので必死になって当然です。
むしろ必死にならない方がどうかと・・・
メリットともデメリットとも言えるムズかしいところです。
個人情報の提供
この点に関しては避けられませんね。
故意でなくてもハッキング、USBメモリなどの紛失で個人情報が流出するリスクはあります。
利用することがなくなれば退会することをオススメします。
(また利用するときには再登録の必要があります)
転職エージェントが無料で登録、利用できる理由
無料?なんかアヤシイ気が・・・?
- 人材紹介会社は求職者から手数料を受け取れない(職安法32条の3第2項)
- 求人を出すための広告費用が発生している
- 採用が決まることで「収益」が発生する
人材紹介会社は求職者から手数料を受け取れない(職安法32条の3第2項)
転職エージェント(サービス)=人材紹介会社。
そのため「無料で登録&利用」が当たり前ということになります。
法律で守られているので安心して利用できますね。
職業安定法32条の3第2項
有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。
とある法律判例の全文検索より引用
ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
求人を出すための広告費用が発生している
求人広告を出すためには当然ですが費用が発生します。
タウンワークを例にすると
正社員・・・4万以上
パート、アルバイト・・・2万前後
掲載期間は1週間~2週間
ちなみにindeedは基本無料、クリック課金型を選べます。
採用が決まることで「収益」が発生する
アナタの採用が決まることでエージェント側の売上が発生します。
費用としては採用された方の年収30%程になることが多いようです。
例)
年収400万→手数料120万
採用時のみに費用が発生する「成果報酬型」のケースならこのくらいの費用が発生している可能性はあります。
勤務先としては年収400万の方を採用するには、500万以上のお金が必要となる計算ですね。
え?そんなに高いの?
と思うかもしれません。
言い換えれば
お金に余裕がある
もしくは
アナタにそれだけの「価値」がある
ということですね。
転職エージェントを複数登録した方が良い理由
- 多くの情報を集めることができる
- 担当者が合わないこともある
多くの情報を集めることができる
前述しましたが、多くの転職エージェントは実際に事業所まで足を運び「ナマの情報」を集めています。
また派遣事業も行っているエージェントでは、実際に現場で働くスタッフから職場の雰囲気、残業時間などを確認。
その結果、質の高い情報があつまりやすくなります。
実際に働いている方からの情報は、転職を考えている方にとって非常に有益な情報ですね。
転職を考えるなら有益な情報を集めましょう。
多いに越したことはありません。
また、非公開求人についてはそのエージェントでしか取り扱いがないケースも。
担当者が合わないこともある
人間のやることなので「合う、合わない」は必ずでてきます。
こればかりは会社、担当者によって違いが出てくるので、合わないと思ったら他のエージェントを利用しましょう。
利用する方にとっても求めるものは様々。
- 的確なアドバイス
- 職場との交渉(待遇面、勤務時間など)
- 精神的なサポート
などが考えれます。
自分が何を求めるか?といった点も事前に考えておく必要がありますね。
転職を考えた時は3つほどは登録することをオススメします。
「逃げる勇気」を持とう
「失敗」したくないから転職はチョット・・・
将来が不安だけど「行動」を起こす勇気がない・・・
転職は「逃げ」ではありません。
「自ら選択する」という勇気ある行動です。
思考停止でなにも行動を起こせない時、それこそ本当に逃げている時ではないでしょうか?
武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト:著者 山口 周
では「パラノとスキゾ:フランスの哲学者 ジル・ドゥルーズ」の章で以下ように書かれていました。
「逃げる」のは「勇気がない」からではありません。逆に「勇気がある」からこそ逃げられるんですよね。
転職は「逃げる勇気」を持ったヒトの特権ともいえますね。
まとめ 転職回数が少ない、時間がない人にはオススメ
以上、【看護師&介護職】転職で失敗したくない…”転職エージェント”を利用するべき理由
につていまとめてみました。
無料で利用できることはもちろん
転職経験が少ない人にとっては手厚いサポート&質の高い情報を得ることができること。
なにより自分で探す手間がなくなること。
登録、利用することで効率がよくなれば、結果として「行動」を起こしやすくなります。
時間は有限です。
行動を起こしたもの勝ち、早い者勝ちですよ。
介護職は資格なし&未経験でも応募できます。
転職を考えている方にはこちらの記事も参考に。
デイサービスはわりとオススメです。
デイサービスで働く看護師さん【メリットとデメリット】
【介護施設】色々あるけど違いやオススメの職場は?~未経験ならデイサービス~
オススメできないケース
「手厚いサポート」は人によってデメリットになるかもしれません。
電話が多すぎ!
仕事くらい自分で探せるわ!
というかたにはジョブメドレーがオススメです。
メールが定期的に送られるだけなので気になりませんよ。
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