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整骨、鍼灸、整体のHPを48件徹底リサーチ【ファーストビューの例文アリ】

ホームページに書く内容って意外と悩む…
柔整、鍼灸の学生時代には考えたこともなかったなー
全柔協の「おてがるホームページ」みたいなサービスを利用しようかな?

ホームページには、読者=クライアントの知りたいこと、興味のあることを明確にした内容を書き出す必要があります。

とはいえ、リサーチ&勉強は大変です。

かといって、やらなければWEB集客ができず売上ダウン。

治療技術一本で食っていける先生なら、セールスライティングを学ぶ必要もないんでしょうけど…

そこで、本業がいそがしくリサーチが大変な先生方の代わりに、ランダムで選んだ鍼灸院、整骨院、整体院のホームページを48件をリサーチしてみました。

今回は、とくに重要な冒頭部分=ファーストビューにしぼってまとめてみました。

例文を交えて作成しているので、カンタンに理解できる内容かと。

ボッタくりホームページ業者に騙されないためのヒントにもなるので、参考にしてみてください。

※そのまま引用するわけにはいかないので、すこし言葉を置きかえつつ作成しております。

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ホームページ48件を検証 ファーストビュー

鍼灸院、整骨院、整体院のホームページ48件を検証してみましたが、冒頭に表示される内容の多くは、以下の画像のようになっていました。

この画像ような冒頭部分、いいわゆるファーストビューは「セールスライティング」の原理の沿って作られてます。

要するに原理さえわかっていれば、サクッと作れるということ。

あとで紹介する例文をもとにすれば、30分~1時間で作れてしまいます。

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ホームページのファーストビューに書くべきポイント7つ

例文に入る前に、ファーストビューについて。

ファーストビューに書くべきポイント7つ
  • 証言(実証)
  • 質問
  • 提案
  • 語り
  • 限定
  • 教育
  • 予言

これら7つの型をもとに、クライアントにとって

  • わかりやすい
  • 響きやすい
  • 自分事として捉えやすい

言葉をを選んでいきます。

ファーストビューの型で多かったのは

  • 証言型(実証型)
  • 質問型
  • 提案型

各ホームページを見たところ、この3つを組み合わせてファーストビューを作成している印象でした。

それでは、具体例とあわせてみていきましょう。

証言型(実証型)

  • ○○NO.1!(第1位!)
  • 改善率97%!
  • 患者満足度99%!
  • たった1回で症状が改善!
  • どこにいっても治らなかった痛みが、まるでウソの消えました!

「数字による実績」「症状の改善」の組み合わせが多かったですね。

48件中、半分くらいはこの組み合わせを使っていました。

ちなみに冒頭の画像でも、この組み合わせを使っていますね。

各ホームページに書かれている数字については、真実かどうかわかりませんのであしからず。


ちなみに「○○NO1」についてはココに書いてしまうと長くなるので、以下のリンクを参考にしてみてください。

≫【みんなNO.1?】整骨、鍼灸、整体院を48件徹底リサーチ【○○NO.1を集めてみた】

目的は?

  • クライアントの「ポジティブな未来」を想像させる
  • 客観的な数字を見せることで印象に残りやすい

といったところですね。

もう一度、冒頭の画像を見てみましょう。

  • 緑・・・改善の証言
  • 黄色・・・数字の実証

このように証言に「たった3回」という数字を組み合わせることで、カンタンに治ってしまう、とったイメージを与えることができます。

まさに、数字のマジック。

提案型

  • その症状、諦めないでください
  • どこに行っても治らなかったアナタへお知らせです!
  • 湿布や薬に頼っていても治りません

こちらも、半分くらいのホームページで使われていました。
提案=クライアントの悩み、問題点にちかいものがありますね。

この後に続くパターンとして

  • 原因は○○です!
  • ○○によって改善します!
  • アナタには根本治療が必要です!

といった、解決策を提示するフレーズが使われます。

冒頭の画像で説明するなら、以下の通りになります。

シンプルですが、ホントに悩んでいる方なら信じてしまうのでは?

目的は?

提案+解決策の組み合わせで、クライアント側のメリット(ベネフィット)が強調されます。

いきなり解決策だけだされても、ピンとこないですからね。

質問型

  • 諦めていませんか?
  • 困っていませんか?
  • ○○で悩んでいませんか?

提案型の内容を、質問型に変えたものが多かったですね。

もう少し具体的に書くなら、以下のようになります。

  • どこに行っても治らないその痛み。諦めていませんか?
  • 長年続く腰の症状に困っていませんか?
  • 湿布や薬でも治らない症状に悩んでいませんか?

など。

よくあパターンですね。

提案型と見比べると、以下のようになります。

目的は「悩み」を明確にすること

セールスライティングでいうなら「問題提起」にあたる部分です。
悩んでいる人に向けての発信なので、使うことが多くなるのは当然かと。

またファーストビューに書かない場合は、次の項目で以下のような「悩み」を書き出します。

  • マッサージで一時的によくなっても、すぐ元通りに
  • 「一生つき合っていくしかない」と諦めている
  • ガマンしながら騙しだまし仕事をしている
  • 接骨院や病院に行っても変わらない
  • 痛み止めやシップを使ってもよくならない

※腰痛の事例

ほとんどのホームページで、5つ~7つほど書き出されていました。

ありきたりなホームページみたいでイヤなんだけど…

気持ちはわかります。

ですが、読むのはあくまでもクライアント(患者)側でありセラピストではないんですよね。

となると、わかりやすい表現でないと伝わりにくいのが事実です。

悲しい話ですが、読んでもらえなければ「ただのゴミ」といわれることも。

自分でホームページを作るなら、ファーストビューに気合いを入れましょう。

✓とはいえ・・・

そもそもですが、セールスライティングの型はある程度決まっています。

有名なのはPASONAの法則。

  • P・・・Problem(悩み、問題提起)
  • A・・・Agitation(煽り、悩みのあぶり出し) 
  • SO・・・Solution(解決策)
  • N・・・Narrow down(絞込、限定性、希少性) 
  • A・・・Action(行動)

ここに数字の実績や、口コミなどの社会的証明(安心感)をくわえていくことでよりクライアントが求めるモノにちかづきます。

広告型のホームページでは、このカタチで展開することで成約率(売上)が上がるといったデータもでています。

いわば黄金の法則。

となると、今回とりあげた冒頭部分=ファーストビューについても「セールスライティングの型」に沿って作るのがベストといえるのではないでしょうか?

✔セラピスト業をやっている人が読むべきnote

セラピスト業界、競争から抜け出すアイデア|初瀬川
どうもズルいセラピストです。 ズルいと表現すると、それをネタにアンチが湧くようなので、一応ラテラルシンキングの比喩表現と...

数ある整骨院、鍼灸院、整体院のなかから、どのようにして差別化するべきか?

そんなヒントがまとめられています。

基本的なことはもちろん、意外と見落としてがちポイントが書かれているので是非参考にしてみてください。

ちなみに発売したら秒で売り切れたそうです。

おまけ

ちなみにですが、この記事の冒頭部分にもセールスライティングのテクニックを一部使用しています。

わかってはいるけど、リサーチしたり勉強したりするのは大変ですよね?

→読者の悩み、問題提起


かといって、やらなければネット上での集客ができず売上も大きくダウン。

→煽り、問題点のあぶり出し


そこで、本業がいそがしくリサーチが大変な先生方の代わりに、ホームページ48件を検証。

→数字による実証

ボッタくりホームページ業者に騙されないためのヒントにもなるので、参考にしてみてください。

→読むことで得られる未来&ベネフィットの提示


このような冒頭分から、具体的な事例につないだ構成になっています。

まとめ

今回は鍼灸院、整骨院、整体院のホームページにおけるファーストビューについてみてきました。

よく使われているのは

  • 実証型
  • 提案型
  • 質問型

ファーストビューはとてつもなく大事ですが、原理がわかればそれほど時間をかけずに作成できるはず。

今回の記事を参考に、先生の言葉に置き換えて作成してみてはいかがでしょうか?

ボッタくりホームページ業者に、騙されないことを祈ります 笑

✔余談:

今回の参考文献は、バズ部の『10倍売れるWebコピーライティング』

セールスライティングのテクニックが、ふんだんに盛り込まれた内容となっています。

こちらのリンクに紹介したマーケティング、ライティングの書籍とあわせて参考にしてみてください。

あわせて読みたい
≫【柔整&鍼灸】もう頭が悪いといわせない?マーケティング関連書籍5冊
≫Amazonで『10倍売れるWebコピーライティング』をチェックする


さいごに、気になった点をひとつ。

冒頭にセラピストの画像を表示するのはどうなんでしょう?
ターゲットとなるクライアントのイメージを表示した方が、いいような気もするのですが…

症状別のところに表示しているからOK、ということなのかもしれません。
このあたりは、ボクもまだまだ勉強が必要ですね。

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