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コロナのせいで給料は下がるし、将来が不安で仕方がない・・・
仕事は別にイヤじゃないけど、今後のことを考えたら他の業種にチャレンジするのもアリかな~?
こんにちは。
医療現場で約10年勤務、今は大阪のとある介護施設(デイサービス&有料老人ホーム)で機能訓練指導員として勤務(たぶんホワイト)する管理人kennyです。
介護の仕事といえば、ハードなうえに責任も重く大変な仕事。
しかし収入に関しては恵まれているとはいえません。
さらに今回のコロナ騒動で
利用者が減る
施設が一時閉鎖
といったことから給料が下がっているケースも。
僕の勤務先も4月から利用者が減っているので、来月か再来月くらいには給料が下がっているはず。
慰労金だけでは足りない方もいるのでは?
このままだと将来が不安になりますよね?
そこで先日、以下のツイートをしました。
- AIに置き換えられない仕事
- 年収300万円が当たり前の時代へ
- 未来の生活コストは下がる
以上3つの点を考慮すると
介護の仕事は将来安泰
の可能性もあるのでは?
かならずしもネガティブなことばかりでもなさそうです。
くわしく見ていきたいと思います。
介護の仕事はAIに置き換えられない
- 高齢者相手の現場作業が中心なためAIによる自動化がムズかしい
- AI搭載の介護ロボなどが発達しても人間の代わりはできない
- 消えていく職業との比較
高齢者相手の現場作業が中心なためAIによる自動化がムズかしい
介護の仕事については、現場作業が中心。
データ処理や分析が得意なAIに置き換えることがムズかしい仕事といえます。
考えかたによっては一番の強みともいえるのでは?
AI搭載の介護ロボなどが発達しても人間の代わりはできない
将来的に身体介助など一部の業務はAI搭載の介護ロボによって行われるでしょう。
しかし利用者の体調の変化、感情の変化についてはAIでは対応できないのでは?
人間同士だからこそできること
ともいえます。
職員の体の負担は軽減されて「利用者とのコミュニケーション」に時間を使えるようになれば、それぞれが思う理想の介護ができる可能性が高くなります。
消えていく職業との比較
現在は様々な業種で人手不足となっている日本。
そのため、ほとんどの仕事で業務の効率化が進むことは間違いありません。
なんなら今回のコロナで加速したといってもいいでしょう。
効率化が進む=仕事がAIに置き換わる可能性大
ともいえます。
実際に、銀行員は「必要ない」といわれていますね。
投資案件なんかは、人間よりもデータ分析の得意なAIの方がイイ提案をできる可能性が高いといわれています。
コストのかかる人間がやる必要はないともいえるでしょう。
お金のやり取りも仮装通貨が発達すれば銀行の役割はなくなります。
すでに仮装通貨で個人×個人の融資も始まっているようです。
銀行としては、今までのようにお金を貸して「利息」で収益を上げることがムズかしくなる可能性も。
20年前なら一生安泰といわれていた職業だったんですけどね。
その一方で介護職の需要がなくなることは考えにくいでしょう。
超高齢化はだれにも止められませんからね。
将来は他の業種でも年収300万円が当たり前の時代へ
- ジョブ型雇用(成果報酬型)が進む
- 格差は広がり低収入の人口増加
- 正社員という働き方が少なくなる
ジョブ型雇用(成果報酬型)が進む
結果がなければ収入に反映されない。
AIの事例と被りますが、ここでも仕事内容によっては必要のないと判断される可能性も。
営業なり接客などで、直接「売上に貢献しているヒト」しか評価されなくなるといわれています。
管理職でふんぞり返っているヒト達は、今後45歳リストラの対象となるでしょう。
増える「ジョブ型」雇用って? 日立、資生堂が導入へ:あさがくナビ
介護職なら人手不足なので、簡単にクビにならないのでは?
格差は広がり低収入の人口増加
成果報酬型になれば
結果の出るヒト
結果の出ないヒト
にかならず分かれます。
資本主義経済、ビジネスにおいては弱肉強食の世界です。
今までの日本の働き方に慣れているヒトが、いきなり成果報酬型に対応できるとは考えにくい。
割合としては「結果の出ないヒト」が増えるでしょう。
少ない椅子を取り合うような状態になれば、ますます格差が広がることに。
現在の日本において、一度広がった格差は戻ることはありません。
平成30年時点でも約半数は年収400万以下。
平均年収、中央値を下回っている世帯が圧倒的に多いようです。
参照:平成30年 国民生活基礎調査の概況より
「カネは天下のまわりもの」じゃないの?
日本は「富の再分配」を行わない国です。
「自己責任論」で弱者を切り捨てます。
今回のコロナ騒動で改めて実感したかたもおおいのでは?
経団連および政府主導によって非正規雇用が増やされた平成11年以降、日本人の年収は下がり続けてますが今後はさらに加速するでしょう。
先進国といわれる国で、20年以上も前から平均年収が下がり続けているのは日本だけ。
参考記事
すでに衰退国です。
年収300万円以下が当たり前の時代に突入ですね。
正社員という働き方が少なくなる
業種によっては外注で済ませることができるので
必要な時だけヒトを雇う
といった働き方が今後は主流になりそうです。
非正規雇用労働者は雇用者全体のうち37.3%(平成29年時点)
平成6年から現在まで緩やかに増加しているとのこと。
参照:厚生労働省「非正規雇用」の現状と課題【正規雇用と非正規雇用労働者の推移】
現時点でも約4割。
このままいけば数年後には50%近くが非正規雇用になるのでは?
「50%」といえば半分ですよ?
非正規雇用で年収も下がる、となるとどうやって生きていけばいいのか?
続けてみていきたいと思います。
未来の生活コストは下がる
少し前に
老後資金として2000万貯めとけよ。
年金は期待したらアカンでー
あとは自己責任でよろしく♪
いつも国民感情を逆なでにするヒトがこんなことを言ってましたね。
2000万なんて貯めれるわけない・・・
なんて考えてしまいますが
「浪費」しなければそこまでのお金が必要ないと思います。
身の周りを見渡してみても、ひと昔前にくらべてモノ、サービスのコストは下がっていませんか?
かつて何十万円もしたパソコン。
最新のものでなければ10万円あればおつりが来ます。
なんならパソコンがなくてもスマホで十分なんてことも。
エンタメ系もyoutubeなら無料、U-NEXTやNETFLIXなら「月額1000円程度」で楽しめます。
昔なら
映画館に行けば数千円(交通費含む)
レンタルでも1作につき数百円
だったものがほとんどお金をかけずに楽しめるようになっています。
これからはモノ(サービス)をシェアする時代。
車はもちろん、家を持たないヒトも増えることになるでしょう。
ハイパーインフレでも起きない限りは、未来の生活コストは下がっていくことになりますね。
まとめ 年収が低くても将来に悲観する必要ナシ
以上、【介護職】年収低くてこの先不安?将来安泰の可能性アリ【3つの要因】についてまとめてみました。
今回のコロナ騒動で介護に限らず、ほとんどの業種が影響を受けています。
今後はAIによって業務の自動化が進む中で現場仕事、人間を相手にする仕事でもある介護職は需要もあることから生き残っていける気がします。
現在は年収が低い介護職。
しかし、今後は他の業種も年収が下がると予想されます。
将来に対して、そこまで悲観することはないかもしれませんね。
関連記事:
【現場からの声】コロナで失業した時は介護職をオススメする理由【介護=安定?】
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では「パラノとスキゾ:フランスの哲学者 ジル・ドゥルーズ」の章で以下ように書かれていました。
「逃げる」のは「勇気がない」からではありません。逆に「勇気がある」からこそ逃げられるんですよね。
転職は「逃げ」ではありませんよ。
「自ら選択する」という勇気ある行動です。
思考停止でなにも行動を起こせない時、それこそ本当に逃げている時ではないでしょうか?
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