【リハビリ特化型デイサービス】特徴や費用は?【現役の職員が解説】

リハビリ特化型デイサービス

最近、よくみかけるリハビリ特化型デイサービスだっけ?
普通のリハビリや、デイサービスとナニがちがうんだろう…
介護が必要になったウチの親でも利用できるのかな?

こんにちは。機能訓練指導員(※)として勤務するkennyです。
※)介護施設に勤務するリハビリスタッフ

普段、外を歩いていると「リハビリ特化型デイサービス」の送迎車を見かける機会も多いのでは?

ちなみにボクも毎日、利用者の送迎をやっています。

よくみかけるけど、イマイチどういったものかわからない・・・

そのような方も、いるのではないでしょうか?

そこでリハビリ特化型デイサービスに勤務している目線から、以下の内容にしぼってまとめてみました。

今回の記事でわかること
  • リハビリ特化型デイサービスの特徴と注意点
  • 費用の目安
  • リハビリ特化型デイサービスを利用するためには?
  • 利用する人はこんな人

それでは、みていきましょう。

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リハビリ特化型デイサービスとは?

画像はイメージです

やや堅苦しい言い方をするなら「運動機能の低下を防ぎ、介護予防を目的とする」

もうすこしカンタンにお伝えするなら、

”今までどおりの日常生活を過ごすため、必要な運動をしておきましょう”

とったほうが伝わりやすいかと思います。

実際に「介護が必要な高齢者向けのトレーニングジム」のような形で運営している施設が多く、各種マシンを設置しています。

そのため利用される方も比較的、元気な方が多い印象です

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リハビリ特化型デイサービスの特徴と注意点

  • 介護職員、看護師、専門のセラピスト(機能訓練指導員)が在籍
  • 半日型(3~5時間未満)が多い
  • 入浴、食事サービスはないこともある

リハビリ特化型デイサービスの特徴

一般的なジムとの大きなちがいとしては、介護職員、看護師(※)が職員として在籍。

※看護師は利用人数によっていないケースも。
また、看護師が機能訓練指導員として在籍していることもあります。

また運動機能の専門家でもある理学療法士や作業療法士、柔道整復師などのセラピストが機能訓練指導員として勤務しています。

利用者にたいして快適な日常生活送るために必要な運動指導、プログラム、施術を行っています。

介護、医療の専門家がいれば、持病のある方でも安心して利用できますよね。

リハビリ特化型デイサービスの注意点は2つ

食事中の高齢者
  • 半日型の利用が多い
  • 食事、入浴サービスがない

ほとんどの施設は半日型(3時間~5時間)の利用となっています。
また食事や入浴サービスがないケースも。

まあ1日中、身体を動かしていたら大変ですから当然といえば当然でしょう。

在宅介護をされていて、仕事の都合により1日型デイサービス(6時間~7時間など)を希望されているご家庭には向いていないこともあるのでご注意ください。

一般的なリハビリとのちがい

主なちがいとしては以下のものがあげられます。

✔保険の種類
病院でのリハビリ→健康保険
リハビリ特化型デイサービス→介護保険

✔担当するセラピスト
病院→理学療法士、作業療法士が多い
リハビリ特化型デイサービス→柔道整復師、看護師が多い

また、リハビリの内容については施設の方針、セラピストによって変わります。
気になる方は見学をしておきましょう。

費用はどのくらい?

要介護の方:1回360円~600円ほど
要支援の方:月額3000円~4000円ほど

半日型(3~5時間未満)の利用が多いという前提ですが、要介護の方なら1回360円~600円(1割負担)ほど。
要支援の方は月額3000円~4000円ほ(1割負担)どになります。
※要支援の方の場合、利用回数が週1回~2回となるケースが多い

いずれも地域や施設規模によって異なりますので、ケアマネジャーや施設に確認してみましょう。

ちなみに病院で行われるリハビリの費用は160円~260円ほど(1割負担)になります。

リハビリ特化型デイサービスでは送迎もあり、半日利用できるのであれば費用は妥当なところではないでしょうか?

※病院でも送迎サービスを行っているケースもあります。

リハビリ特化型デイサービスを利用する人はこんな人

このパートについてはやや主観も入っていますが

  • 自分のことは自分でやりたい
  • 1日型のデイサービスは利用したくない
  • 引きこもりたくない(家族に迷惑をかけたくない)

カンタンにいってしまうと

他人の世話になりたくない!

という方が多い印象です。

1日型のデイサービスだといろいろと介護職員が手伝ってくれますが、かえってそれがイヤという方も。

あとこのような方の場合では、施設にいる時間が長いと退屈に感じるようですね。
(個人的には男性に多い印象を受けます)

また、本人の意思で引きこもりたくないというケースもあれば、家族が心配して引きこもらせないようにすることが目的ということもあります。

デイサービスには社会的なつながりを保つための役割もあるということですね。

リハビリデイサービスを利用するメリットは?

リハビリデイサービスを利用することで、健康寿命をのばす効果が期待できます。

適切な栄養素摂取を併用することで、中高年者や生活習慣病患者に対する運動トレーニング効果が亢進(こうしん)する。高齢者では、健康であっても加齢に伴って筋肉や肝臓を含む全身のタンパク合成速度が低下し18, 22, 23)、加齢に伴う筋量や体力低下の要因となる。
これらに加え、不十分な身体活動量や栄養素摂取量は、加齢に伴う筋量や体力低下を増悪する要因となる24, 25)
また、運動トレーニングに対する筋肉や肝臓のタンパク合成速度の増加応答も高齢者では若年者に比べて低い18, 23)。
そのため、十分な運動と適切な栄養素摂取は、両者ともに重要であり、これらを併用することで加齢に伴う筋量や体力低下の改善が最大限に得られることが期待できる。

引用元:岡崎和伸 – 日本生理人類学会誌, 2017 健康寿命を延伸する運動の効果

こちらの論文では、運動と栄養管理により加齢による体力の低下を改善できる、といったことが書かれています。

前述したような、自宅に引きこもりがちな高齢者への「体調管理の一環」として利用していただくことになります。

リハビリ特化型デイサービスを利用するためには?

チェック表

まずは介護認定が必要となります。
要支援、要介護(1~5)の認定を受けていない方は、地域包括支援センターや各自治体に相談しましょう。

まとめ

「介護が必要な高齢者向けのトレーニングジム」として運営している施設が多いリハビリ特化型デイサービスについてまとめてみました。

✔リハビリ特化型デイサービスの特徴
一般的なジムとの大きなちがいとしては、介護職員、看護師、セラピストが職員として在籍。

✔利用するうえで注意点は2つ
半日型(3~5時間未満)
食事、入浴サービスがないことが多い

✔費用の目安
要介護の方なら1回360円~600円(1割負担)ほど
要支援の方は月額3000円~4000円ほ(1割負担)ほど

✔利用する人の特徴
あまり他人の世話になりたくない人

いずれにしても、利用するためには介護認定が必要です。
まだ介護認定を受けていない場合は、地域包括支援センターや各自治体に相談しましょう。

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