

介護施設はブラックな職場が多い気がするんだけどなんでだろう?
自分の職場だけでなくネットで調べても同じようなことばかり書かれているし…
もうやめようかな?
こんにちは。
医療機関に勤めていた時に、ブラックな職場を経験したことのあるkennyです。
(ちなみに時給にしたら約600円でした 笑)
医療現場同様に介護の現場もブラックな労働環境になりやすいですよね。
以下、先日のツイート。
ブラックな職場が多い理由。
結論から言ってしまえば真面目なヒトが多いからです。
もう少し具体的に言うと「使命感に燃えて自己犠牲の精神が強い」から。
フランスの哲学者、思想家で有名なサルトルは
クソ真面目な精神を持っていたら「自分の人生を生きることができない」
といった言葉を残しています。
容赦なくブった切っていますね 笑
とはいえルールに縛られ、他人(職場)のために生きるのって「奴隷」みたいなものでは?
と、いつも感じています。
そこで今回は
- 真面目なヒトは要注意
- 慣れたら危険
- 「優秀な奴隷」が増える?
- 「人間関係」が崩壊する原因
- 解決策は?
以上の項目に沿ってそってみていきたいと思います。
真面目で仕事に一生懸命なヒトは要注意です

仕事が好きで、一生懸命…いや、ホントに素晴らしいことなんですけどね。
ガンバれば報われる
努力すればなんとかなる
と思っていませんか?
これって、残念ですけど「昭和の考え」ですよ…
悪いことを考えるのが得意な経営者は、そんなアナタを利用するのです。
ブラックな職場の特徴
- サービス残業
- 人員不足
- パワハラ
- セクハラ
ざっくり、こんな感じでしょうか?
この点については医療や介護職に限った話ではありませんね。
こんな環境に慣れたら危険です
サービス残業をはじめ、ブラックな環境に慣れてしまうのはかなり危険。
「これがあたり前」になってしまえば経営者の思うツボ。
安い給料で、何人分も働いてくれる「優秀な奴隷」の完成です。
真面目なヒトって「これがあたり前」といって受け入れてしまうから。
経営者にとっては、ただただありがたい存在。
奴隷がガンバって稼いだお金を、自分の懐に入れることができますからね。
使命感に燃えた「優秀な奴隷」

真面目なヒトは使命感に燃えているから、こんな環境でも「自分がなんとかしなきゃ!」とか「自分がガンバらなきゃ!」と思ってしまうんですよね。
なんだったら「自分がこの環境をかえてやる!」なんて意気込みを持つヒトも。
知らず知らずに自分の心と身体を蝕んでいくとも知らずに…
ガンバっても何も変わりません
残念ですが、そんな環境でガンバっても何も変わらないですよ。
ガンバることで変わるのなら、そもそもブラックな職場はなくるハズ。
令和になった今でもブラックな職場が残り続けるということは…
ガンバったヒト達は無残に葬り去られたということですね。
これが現実です。
介護職の離職原因で第一位となる「人間関係」

「人間関係」が崩壊するのは「真面目なヒト」が多いからでは?
介護職の離職原因で第一位となる「人間関係」
そもそも人間関係で悩むのは当然のことです。
組織で働く以上は、いろいろな価値観を持ったヒトが集まりますからね。
くわしくは以下のリンクより。
【介護の仕事】“退職する理由”1位は人間関係【あたり前です】
しかし、今回のようなブラックな職場を例にしてみると
- サービス残業
- 人員不足
- パワハラ
- セクハラ
これがあたり前と思っているヒトと、明らかにオカシイと感じるヒトが一緒に仕事をできるワケがないですよね?
というか「オカシイ」と感じていないヒトはかなりマズい。
優秀な奴隷が増えた結果
ただ、残念なことにブラックな環境に慣れたヒトって、間違った常識をほかのヒトに押し付けるんですよね。
真面目だから
こうしなきゃいけない!
とか
自分が正しい!
て思い込んでいるんですよ。
そして真面目なヒトは、それが正しいと思い込んで洗脳される、もしくはついていけなくて心身ともに崩壊といった結果に。
オカシイと感じたヒトはすぐに辞めていきますよね。
そうしてブラックな環境に慣れたヒトだけが残り続ける…
負のスパイラルが完成しましたね。
そんな職場はやめても大丈夫です
やめたら迷惑がかかりそう…
なんてことを考えたらダメですよ。
ヒトをヒトとしてあつかわない職場がオカシイだけです。
アナタは悪くないし、能力が低いわけでもありません。
アナタが職場に合わなかったのではなく、職場がアナタに合わなかっただけです。
そんな職場に染まったら貴重な時間をムダにするだけ、ヘタしたら人生を棒に振るだけですよ?

それって、しんどいことから逃げいているだけじゃないの?
たしかに仕事をやめるということは「逃げる」ともいえます。
でも「逃げること」は結構、勇気がいるんですよね。
職場に残り続けるヒトは「逃げる」勇気がないから、洗脳されていることに気付かないようにしているだけです。
ほんの少しだけ「逃げる勇気」を持ちませんか?
沈みかけた船に乗り続ける必要なんてないんですよ?
若者の自殺が多い国「日本」
少し余談です。
若年層の死因で最も多いのは自殺で、死亡率は他の先進国と比べて高いことが、厚労省が6月19日に公表した「自殺対策白書」で分かった。15~39歳までのどの年代においても自殺が死因のトップとなっており、同省は「深刻な状況」と警鐘を鳴らしている。
教育新聞より引用
ショッキングな内容ですね。
厚生労働省は「深刻な状況」といってますが、こうなった理由って一部の大企業と政府が「奴隷」を増やすための教育しかしてこなかったからなんですよね。
ホリエモンこと堀江貴文さんや、世界陸上400mハードルのメダリストでもある為末大さんの書籍でも「真面目の一つのことをやり続ける」ことの危険性を指摘しています。
一度、レールから外れたら立ち直ることがムズかしいのが日本という国。
だから「逃げる」という選択肢を選べないヒトが多いんでしょうね…
「優秀な奴隷」から抜け出すには「情報弱者」にならないこと
- 困った時は労働基準監督署にどうしたらいいか相談
- 転職サービスを利用して「自分の相場」を確認する
もし自分が「真面目で上のいうことばかり聞いている」と少しでも感じたヒトは、一刻も早くその状況から抜け出しましょう。
もう一度言いますが、悪いことを考える経営者は相手が無知なところに付け込んで利用するのが目的です。
まずは労働基準監督署に相談
ただ単に「ムカつく」とか「しんどい」なんていっても、感情論でしかない。
これじゃ、どうしようもありません。
とはいえ、いくら理不尽な扱いを受けていても、ナニを根拠に戦ったらいいかわからないことが多いんですよね。
- サービス残業
- 人員不足
- パワハラ
- セクハラ
など、明らかにオカシイんだけど、どうしていいかわからない…
そんな時は「労働基準監督署」に相談しましょう。
メール、電話でも相談に乗ってくれます。
ですが、ブラックな環境を少しでも変えたいとなれば、訪問して直接相談する必要があります。
そうしないと労働基準監督署は動いてくれません。
介護職専門の転職サービスを利用して「自分の相場」を確認する

アナタは普段から「自分の相場」を確認していますか?
仮に、アナタが月給18万円(あるいは時給980円)、サービス残業が月に40時間とします。
しかし、他の職場では月給21万円(あるいは時給1200円)、残業も月に10時間ちょっと。
どちらの方が条件がイイかは一目瞭然ですよね?
求人情報にダマされないためにはこちらの記事を参考に。
「転職」て面倒じゃない?
まあ面倒に感じるのはわかります。
基本、人間なんて面倒くさがりですからね 笑
なんなら、今の環境に慣れてしまった方が「安定」するんですよね。
沈みかけた船に乗っていても、みんな一緒なら怖くないですから。
でも、こういった時にすぐに動き出せないヒトって人生損をすることが多いのでは?
少なくともどんな職場で、どんな条件で勤務することになるのか?
など調べることは可能です。
仕事や普段の生活にいそがしいアナタが自分で調べる必要はありません。
そんな時には転職サービスを利用して、アナタの希望する条件にあった職場を探してもらうのです。
「面倒」だからこそ転職サービスを利用するべき
転職サービスに登録しておけば、メールや電話で連絡が入ります。無料で利用&登録できるし、必要ないと思ったら解約も可能ですよ。

自分が「面倒くさがり」と感じている方にオススメはジョブメドレーです。理由は連絡方法が「メールのみ」なんで、気になった時にいつでも確認できますよ。
とはいえ、複数のサービスを利用していろいろの情報を集めておきましょう。
そうすることで求人情報の比較が可能です。
選択肢は多めに持っておくべきです。
少しでも後悔しない転職先を選ぶためにも複数登録は必須ですよ。
「クソ真面目な精神」よりも「逃げる勇気」を持とう

自分の人生を生きるためにも「逃げる勇気」は必要です。
そして「逃げる勇気」を支えるのは「情報」。
いつまでも今の職場にしがみつくのではなく、自分で意思決定した自分の人生を歩みませんか?
オススメ介護系転職エージェント
(無資格&未経験でも対応可能な求人もあります)
都心部にお住まいの方なら【きらケア介護公式ホームページ】
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全国の求人に対応【ケアジョブ公式ホームページ】
今のボクは本業+副業にチャレンジ
時間を確保できる職場に勤めているので、普段の仕事以外にブログ運営を行ってます。
これからは終身雇用もなくなり昇給も期待できない時代。
だったら残業の少ない職場で働いて、副業にチャレンジした方がメリットは大きいハズ。
なので個人的には、多少収入が下がっても「時間を確保できる職場」をオススメします。
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