
- 今後は様々な業種で「テレワーク」が進む
- 「テレワーク」により、在宅介護が可能?
- 問題点 3つ(家族への精神的負担、訪問介護職員の負担、施設職員の待遇)
コロナウイルスにより「医療崩壊」が連日報道されています。
そのウラで
「介護崩壊」
も順調に進んでいるのではないでしょうか?
こんにちは、kennyです。
医療機関(主に整形外科)で約10年、現在は介護施設(デイサービス、有料老人ホーム)にて機能訓練指導員+介護職員として勤務しています。
※2021年6月くらいからフリーランスのセラピスト(柔道整復師、鍼灸師)として活動予定です。
テレビやネットを見ていても「ネガティブな情報」ばかり。
とくに現場仕事の「介護職員」は、感染リスクも含めて精神的な負担は大きいはず。

感染したらどうしよう・・・?
しかし、今回のコロナウイルスをキッカケに、様々な業種で今までの勤務形態は見直されることになるでしょう。
テレワーク、いわゆる
在宅勤務
が増えることになりそうです。(医療、介護、保育では程遠い話ですが^^)
周りが変化することで、介護業界にも変化が出るのか?
考えてみたいと思います。
「コロナ」によるポジティブな未来を考えてみる【在宅勤務&在宅介護がカギ?】
昨日、このようなツイートをしました。
在宅勤務が増えることで、「介護業界」にも変化がでるかもしれません。
働き方が変わることで、「介護人材不足」が軽減されるキッカケとなるでしょうか?
今後は様々な業種でテレワークが進む

今回の「コロナウイルス」騒動によって、様々な業種で「テレワーク」いわゆる「在宅勤務」が進むことになるでしょう。
今までの日本の勤務形態を考えると、すぐに切り替えることはムズかしいでしょう。
しかし、今までの勤務形態が「見直される」キッカケにはなりますね。
IT関連事業ではいち早く進んでいくでしょう。
以下、参照記事

GMO代表取締役会長兼社長:熊谷正寿さんのツイート
以下、アテにならないデータ(笑)

現時点では、一部の大企業が1人でも「テレワーク」をしていたら「実施している(ドンッ)」ということのようです(笑)
テレワークにより、在宅介護が可能となるか?

「テレワーク」が中心になると、自宅にいる時間が長くなります。
在宅勤務だから当然です。
家にいる、どこでも仕事ができる・・・
となると、家族や親族による
在宅介護
が今後は中心になっていくのでは?
と予想します。
(国としては、以前から在宅介護を進めていますね)
また、今後このような流れになったとしたら、入居施設やデイサービスなどの利用については、
「在宅勤務」ができないヒト(家族)が優先的に利用できるサービス
に変えていく必要もありそうです。
現状では在宅勤務ができる職種の方が、所得が高い傾向にあります。
所得に低くなりやすい現場作業の方、およびその家族が「介護サービス」を利用できなければ「介護難民」が増えることになりますからね。
「在宅介護」が増加→施設で働く職員の負担減

家族や親族による「在宅介護」が可能となれば、施設利用者が多少は減ることになります。
利用者が減れば、施設で働く「職員の負担」は減りそうです。
とくにデイサービスの利用は減るのでは?
考えています。
入浴介助や、送迎業務など仕事量は減ることになりますね。
介護施設(入居施設など)は需要が追いついていないことを考えると
人材不足に悩む「今の介護業界」では仕方のないことかもしれません。
以前に比べて、特養にも空きが出るようになっていますが、費用が高くなり入りたくても入れないケースがあるようです。
また、「サービス付き有料老人ホーム」も地域によっては「乱立している」といっていいでしょう。
かつての「整骨院業界」と同じような道をたどらなければいいのですが・・・
問題点を考えてみる(3つ)

家族への精神的負担は増える
「在宅勤務」「在宅介護」が可能とはいえ、介護が必要な高齢者を、実際に家族が世話するというのは肉体的にも精神的にも負担が大きくなります。
ショートステイ
訪問介護サービス
その他の実費サービス
などを、うまく活用する必要がありそうです。
施設に勤務する職員の待遇
利用者が減る=売上が下がる→給料が下がる。
とくに利用実績に対して支払われる
「処遇改善加算」
といった手当は減ることになりますね。
「処遇改善加算」ってどのような制度?
厚生労働省HPより引用
全5区分からなる、区分ごとに設定された要件を満たした介護事業所で働く介護職員の方の賃金改善を行うための加算です。
ある意味仕方ないことかもしれません。
とくにデイサービスなどは利用者が減るようなら
規模を小さくする
人員の配置を考えなす
などを検討することになりそうです。
訪問介護職員の負担が増えるかも?
前述したように「在宅介護が増える」と
訪問介護サービスの利用が増える
ことになりそうです。
となると「訪問介護職員」の負担は大きくなりそうです。
あるいは施設に勤めていた職員が、訪問介護にまわることになるかもしれません。
施設利用が減ることになれば、シフトチェンジは避けられないでしょう。
フリーランスの介護士なんてのもあり?
最近、「フリーランスのベビーシッター」が話題になっています。
介護保険は利用できないけど、手厚い介護サービスができれば可能性はある・・・?

まとめ 介護業界が大きく変わるキッカケかも?
以上、
~介護業界~「コロナ」によるポジティブな未来とは?
についてまとめてみました。
「施設も人材も足りない」といわれている介護業界。
ある意味「介護崩壊」はすでに始まっていたともいえます。
「在宅介護」が増えることで、施設で働く職員の負担は減ることが考えられます。
周りが変化することで、介護業界も変化する可能性はあるのではないでしょうか?
今回の「コロナ騒動」をキッカケに、いい方向に変化することを祈ります。
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